Interview #06Y.Oさん 技術職(2012年 中途入社)
プライベートも大切に、技術者として成長する
ワークライフバランスを重視した働き方を
Q住宅あんしん保証に入社するまでの経緯と入社の決め手を教えてください
前職では設計事務所に勤務し、住宅分野で図面の作成から施工監理まで担当していました。
当時の働き方は朝から晩まで仕事していることも多く、休みを取れないことも少なくなかった。
若い頃はそれはそれでたくさん経験を積むことができたと思いますが、家庭を持ったことでワークライフバランスに疑問を持ち始めました。
プライベートを大切にしながらも培ってきた建築士としての経験を活かせる仕事がしたいと思い転職先を探す中で、住宅あんしん保証の技術管理部の求人を見つけたんです。「こんな仕事もあるんだ」と思いました。
瑕疵保険は日本で5社しか取り扱っていない特殊な商品で消費者を守るためのものです。
転職で求めていた条件に合致していたことに加えて、自分の建築スキルをより多くの人に提供できる、ある意味社会福祉のような側面もあることに魅力を感じました。
Q入社後はどんな業務を
担当していますか?
入社当初は瑕疵保険に関わる部署に入りましたが、性能評価部という部署が立ち上がる時に異動しました。現在は住宅の性能を確認、評価して評価書を交付する業務がメインです。
審査員の管理や申請者の技術的な相談に対応しています。評価の分野は耐震や省エネなど様々ですが、ローンの申請や国からの補助金を受けるために住宅性能の客観的な評価が必要になるので、国の住宅政策とも密接な関わりのある仕事です。
Q入社前後でギャップを
感じたことは?
入社直後は、たまたま法改正が重なったタイミングだったので書類を書き換えるなどの事務作業が多かった思い出があります。
法律や保険商品など覚えることもとても多くて、勉強をしながら法改正に対応するという感じだったので、そこは少し大変でした。
Q入社後のフォロー体制や
研修などはどのような
流れでしたか?
座学とOJTが半分ずつくらいで半年ほどかけて研修を受けました。
座学で学んだことが業務の現場でどう活きるのかに加えて、外部からの電話などは営業的な対応力なども必要なので先輩と一緒に業務にあたる中で学ばせてもらいました。
Q入社して良かったと
感じた経験などがあれば
教えてください
前職で積み重ねてきたスキルを活かせていると思うし、さらにスキルアップできていると思います。
性能評価の部署ができたときは2名体制でスタートしましたが、現在は10名、さらに事務担当5名という大きな組織に。ここに至るまで色々と大変なこともありましたが、組織としても大きな成長を遂げました。
また、申請者の方から「要望に応えてくれてありがとう」と言っていただくと頑張って対応して良かったなと思いますし、こちらが丁寧に対応することで次も弊社のサービスを使っていただくことにつながると思います。それは住宅性能評価に留まらず瑕疵保険など他の部署が扱う商品にもつながっていくことなので、技術職ですが自分の業務も営業活動のひとつのような捉え方をしています。
様々な方面を意識することで、前職では見えなかった部分も含めて視野が広がったと感じています。
メリハリのある働き方が叶う
Q「働きやすい」と感じる制度や
環境はどんなものが
ありますか?
まずチーム全員が基本的な知識を持ち、同じ対応ができる体制になっています。
商品が多いのでそれぞれの社員が得意とする分野はあるのですが、全員が浅く広く全体を把握しながら仕事をしているので誰かが休んでもフォローでき、問い合わせ等も対応できるようになっています。
情報共有ができる環境があるので、私含めてお互いに休みやすい環境だと思います。
残業に関してもある程度コントロールはしやすいと思います。法改正のタイミングなどは商品に反映するために時間が必要な時があったり、業務の中でスキルアップに時間を使えるのでそのために少し残るということもあります。いずれにしても漫然と残業をする感じではなく、目的をもってメリハリをつけて働くことができます。上の人間ともスケジュールを共有しながら進めていくので、個人個人の望む働き方が叶いやすいと思います。
私の家は夫婦共働きですし、子どもが小さい時などはこの環境、風土がありがたかったですね。
Q今後、どのようなキャリアを
積んでいきたいと考えて
いますか?
性能評価関連のスキル以外にもまだまだ取るべき資格も多いので、さらなるスキルアップを目指しています。
知識やスキルがもっと充実すれば、この会社でできることややりたいことがさらに増えていくんじゃないかなと考えています。働きやすい環境があることで、もっと学びたいというモチベーションを維持できていると感じています。
相手を尊重し、受け入れる姿勢が大切
Q住宅あんしん保証にどんな人に入社してほしいですか?
相手を尊重してコミュニケーションを取れる人だと良いなと思います。
コミュニケーションが重要な職場ですので、相手の考えを知ろうとしたり受け入れる姿勢は大切ですね。
Q最後に、転職活動を考えている人へ一言お願いします
転職は悩むことも多いと思いますが、悩んで悩んで、出した答えがご自身にとっての正解だと思います。